人身御供

 WIXOSS話

 遂にゲームシステム回りが公開され、その全貌も見え始めてきた今日この頃。
 界隈の反応は様々ですが、現状はまだまだ盛り上がりに欠ける模様。
 正直なトコロ、スタートラインでもたついている印象は拭えないわな。

 ゲーム自体は大きな特徴はないものの、プレイそのものは楽しそう、な印象。
 ここ最近の新作TCGは思考/戦略型のものが多かったのだけども、本作はいたってカジュアル。基本は、クリーチャー(シグニ)を場に並べて殴る、それが八回通ったら勝ち、というもの。
 シグニの配置は、コストを支払うことで可能になるのではなく、場のリルグが持つ配置コストのリミットを超えない限り、自由に並べることが出来る。ただし三枚までだが。
 この配置システムは、最近の似たようなものだとバディファイトか。
 あれはモンスターのコストを3まで自由に配置出来る、なのだが、本作はそれがリルグの持つリミット分まで配置が可能、という感じ。この配置には、属性は問わないとのこと。
 で、リルグのレベルが上がる度、このリミットも増加する。
 なので、高レベルリルグで高レベルシグニを従えて殴るもよし、低レベルのリルグで速攻を仕掛けるもよし、このコストシステムにより、デッキの構築の幅はかなり広くなりそうね。

 ライフバースト。
 シールドトリガーの流れを組む、所謂ダメージが逆転要素になるシステム、の一つ。
 WIXOSSでは、ゲーム開始時に7枚のカードをライフとして配置し、ダメージを受ける度にダメージのチェックが入る。その時、バーストマークがあるカードがめくれると効果が発動する。
 効果は様々だが、現状はダメージを与えたり、エナを加速したり、くらいしか分からんね。
 で、このライフバーストは、デッキに必ずライフバーストを持つカードを20枚入れないといけない。デッキは40枚なので、実に半分が、この逆転要素を持ってしまうことになる。
 これはちょっと残念か。
 折角上記のコストシステムによってデッキ構築の幅が広いぞ、と関心したのに。
 この半端なシステムで、デッキ構築の幅を狭めている、と相反するものになっている印象。
 ゼクスのイグニッションもそうなんだけどさ、こういうのをデッキ構築の前提レベルでシステムに組み込むのってあんま好きじゃないんだよね…運要素を均一化するためなんだろうけど。
 この点で言うなら、フォースオブウィルのライフブレイクは良かったなぁ。
 あれはカードとしては強いけどLBが無い、LBがあるけどやや弱め、みたいにプレイヤが自分のスタイルに合わせて構築出来たしね、運をとるか実をとるかみたいでさ。

 エナシステム。
 上述したように、シグニを配置するコストはリミットによって割り振られ、所謂色拘束、というものが無い。が、それでは属性が制定されている意味もない。
 ということで、本作には別途エナと呼ばれるコストがある。
 1ターンに一度、手札か場にいるシグニを1枚選んで、表向きでエナゾーンに置ける。
 場のシグニもエナに送れる、というのはやや特徴的。試合中盤以降、パワー差で役に立たなくなったシグニや、CIPで効果を使い果たしたシグニを送っていきたいところね。
 このエナは、グロウやシグニの能力、スペルのコストとして使用するみたい。
 なので、混色は簡単だけども、コストとして使用するエナを考えて構築なり、プレイなりを考えないといけない、ということになる。これは上手いかな、と思う。
 エナは他にも、戦闘や効果でシグニがバニッシュ(所謂破壊)された時や、ダメージを受けてめくれたライフクロスのカードも、エナゾーンにいくとのこと。
 案外エナはぽこぽこ貯まりそうね。

 そんなWIXOSS、ちょっと楽しそうな感じもしてきました、が。
 一番気がかりなのが、やはり公式のヤル気の無さ。
 プロデューサーインタビューなど、公式からの発言もいくつか公開されていますが、どう読み取っても長期的なコンテンツとしてWIXOSSを扱う気が無いのが丸分かりなので…
 手を出していいものか、という躊躇いはあるね。
 体験キット等の配布は無し、体験会は商品発売後から、これだけで頭抱える。
 ユーザは発売までどんなゲームか分からない上、ショップはそんな未知数のゲームを仕入れるかの選択をしないといけないし、TCGで一番大事な初速を軽視し過ぎてるよな、と。
 単に事前体験会や、事前の販促展開をする予算が無いのか、とも思うけど。
 どちらかというと、そんなことに金を使う理由がないんだろうな。
 WIXOSSは連動してアニメを放映するのだけど、恐らくはWIXOSSというカードゲームを売るためにアニメがあるワケではなく、アニメのグッズとしてWIXOSSを売る、感じだと思う。
 WIXOSSは非常に珍しい、深夜アニメで美少女が普通にカードバトルするアニメ、なのだけども、この劇中に登場するアイテムが販促商材として機能するのかどうか。
 そのテストをしたいんだと思う。
 深夜アニメで、商品を宣伝することによって商売が成立するかどうかの。
 分かりやすく書くと、『大友向けホビーアニメ』なんだろうね。
 なので、恐らくはWIXOSSはカードゲームとしては出て三弾くらいまで、やって一年くらいで撤退すること前提のTCGだと思います。少なくともPの発言を読む限りでは。
 カードゲーム、として売るにはあまりにもバカバカしい販促なので。
 ゲームそのものは、結構面白そうな感じなんだけどな…

 そんなことより。
 発売まで二週間を切ったドラゴンクエストTCGの詳細が一切分からないんだけど。
 こっちはこっちで気になってるんだけどなー

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

波多緒理樹

Author:波多緒理樹
アニメ見たりゲームやったり
同人描いたり酒飲んだりする
どこにでもいるような人間

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる