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ヱヴァンゲリヲン新劇場版Q

 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
 総監督/庵野秀明

 見てきた、初日初回の上映で。
 本当は新宿バルトの最速上映に行きたかったのだが、残念ながらチケットは取れず。
 とは言えそんな急ぐほどのものではないので、いつも通り初日に。
 前回の破、上映から実に3年以上経つ。
 破はかなり面白かったので、当然Qにも期待していたのだが、流石にこれだけ待たされるとこちらも色々と思うことはある。それでも、無事に公開されて良かった。
 そんな期待感タップリなQ
 事前情報は破よりも少なく、想像を駆り立てるプロモーションだが…

 個人的には、何とも言えないような内容だった。
 純粋に面白いか面白く無いか、と言うと、少なくともつまらなくはなかったとしか言えない。
 映像にしろ、脚本にしろ。
 悪くはないと思うんですけど、視聴者として求めていたものとは違うものが出てきた感じで。
 ラーメンを注文して、カレーが出てきたら困るでしょ?
 カレーも美味しいけど、そういう問題じゃないでしょ?ラーメンが食いたかったんだから。
 Qはそういう作品でした。

 何より、新劇場版は4部作ということで、続きものです。
 ということは、本来ならQは破から続いたものでないと機能しないんですけども。
 それですらなかった。
 触りの部分すら、書き出すとネタばらしになってしまうのでその辺は避ける。続きものとして、そんな話や設定の輪郭部分も大きく変えてきたというのは、かなり衝撃的ではあった。
 この辺は、すでに界隈では賛否が分かれているみたいね。
 ただ、少なくとも新劇場版:破、の続きを見に行った、という行為に対してのアンサーとしてのQ、といった捉え方をするのであれば。
 正直なトコロ、このQは最低の部類と言わざるをえない。
 予想は裏切り期待は裏切らない、がエンターテイメントの基本ではあるが。
 予想も期待も裏切ってはどうしようもないからね。
 …それでも手放しで絶賛出来る程の内容であれば、まだ良いのだが。

 しかし面白く無いのか、という話になると。
 上述した通り、決してそういうワケではないとも思う。
 全て変質してしまった作品世界と、それに振り回される主人公/シンジ君の視点で、視聴者はこのQという世界を追うことが出来る。それは、序破を前提としない孤独感でもある。
 確かにそれは続きものとしてはアウトなのだが、演出としては…有りと言えば有り。
 これが、意図的に奇をてらってのことか、それとも序破の地続きでは話を作れなかった苦肉の策なのかは分からないが、衝撃を与えることには成功しただろう。是非はともかく。
 そして、何より作品の雰囲気が序破とは大きく異る。
 序破は、大人達が子供達をしっかり先導し、キャラクタも旧作に比べて成長が見える造形になり、内容も地のついたエンターテイメントに始終していた作りではあるが。
 Qはちょっとした説明すら出来ない大人達、圧倒的なコミュニケーション不足によるスレ違い、急に増える細かい説明無しの専門用語、気の重くなるような展開。
 …というように、序破の雰囲気、キャラ作りや内容とは一転してしまっていた。
 これは、むしろ旧作の方に近い。
 そういう意味では、昔なつかしのエヴァンゲリオンが帰ってきた、という気持ちにもなったのだが、こんな同じ事を新劇場版でして一体どうするというのだ。
 違うことをするための、新劇場版だったはずだが…
 ただ、TVシリーズを踏まえて考えると、確かにゼルエル戦以降、つまるところ新劇場版で言うと破以降は徐々にダウナーな展開になっていったというのもあるし。
 それまでは比較的に明るい作風だったしね。
 新劇場版がリピルド、という名目の元作られているのである以上、流れ的にQは陰鬱な展開になってもおかしくはないのだが…今更こういうのが見たいか、というと、ねぇ。
 正直なところ、内容にしろ、演出にしろ、意図されたモノであったとしても、それが全く視聴者の求めていたものではなかった、というのが正しいと思う。
 なので、決して面白くないワケではなかった。
 でも、こんなものは欲しくなかった。
 というのが最終的な感想。嫌いではないんだけどね、Q

 という感じで、実に微妙な感じです、Q
 破のノリで、そのまま突っ切ってくれることを期待していたので、期待外れもいいとこ。
 それ以上に、序破、今までのことをまるで無かったことにする世界設定がどうにも受け付けられない。シンジの孤立感を煽るのなら、もっと的確な方法があったと思うし。
 でも、その分濃厚になったシンジとカヲルの交流は実に官能的で素敵だったし。
 次回へ希望のもてる終わり方、だったのは幸い。
 アスカがシンジに対して保護者的なデレ方をしてくれたのも良い、昔からアスカ派だったからね。今度は素直に幸福になって欲しい、気持ち悪いも捨てがたいが。
 そんなQ
 序破のような純粋なエンターテイメントを期待したり、破からの続きを望んでいるなら、ある程度の覚悟をもって見に行った方が良さげかも。
 特に、旧作を知らない、新劇場版から入った視聴者は尚更。
 旧作からのファンも、様々な感慨にふけること請け合い。
 …恐らく、それすらも意図的なんでしょうけど…もっと娯楽に徹してくれればいいのに。
 賛否も分かれるだろうし、ヱヴァの勢いも果たしてどうなるか分かりませんが、今はとにかく早々に次回、ファイナルを公開して欲しいところです。
 このまま、また2,3年待たされると思うと…
 Qの内容だと、熱気が続かないんじゃないかな、多分。

 他。
 同時上映として、「巨神兵東京に現わる」が公開。
 以前、特撮博物館にてイベント上映されたものを、今回は劇場版として再編集したそうだ。
 自分は博物館で見てあるので、今回は二回目。
 あの映像を劇場のスクリーンでまた見れるというのは有難い、特撮に興味ない人には退屈かもしれないが、こういうので興味をもってくれればいいと思う。
 でも、イキナリ上映されるもんだから、情報ないと面食らうよね。
 あと、この映像、メイキングと一緒に見ないと面白さが半減するので。
 その内安価で全部ソフト化して欲しいわー

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波多緒理樹

Author:波多緒理樹
アニメ見たりゲームやったり
同人描いたり酒飲んだりする
どこにでもいるような人間

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