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ラノベのら 7

 いい歳こいたオッサンが、今更ながらここ最近のラノベを適当に読む。
 そんな日常を、しばらく続けています。

 今回はちょっと多めなので、ラノベや俺の駄文に興味のない人のために本文を隠しておこう。
 …しかし、まだまだ感想書いてない読んだラノベも多いんだよなぁ。



 お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ (1)/鈴木大輔

 MF文庫作品で、そろそろアニメ化しそうな作品ならコレだ、と勧められたのはいいのだが。
 実際、読み終わって一週間くらいしてからアニメ化が発表された。
 良いタイミングである。

 ある事情により、幼少時に別々の家庭へと引き取られた兄妹である兄/秋人と妹/秋子。紆余曲折を経て、高校生になった二人は同じ屋根の下、兄妹だけで暮らしていく決意をする。
 しかし、数年ぶりに出会った妹は、とんでもないブラコンに育っていた。
 という話。
 妹がヒロイン、という作品は数多い。実にしろ義理にしろ、大体は兄への想いをひた隠しにしたり、他ヒロインと仲良くなると嫉妬したり、そういう描き方が通例というかお約束なのだけど。
 この作品はそれとは全く逆で、冒頭から兄への想いを一切隠さず攻勢をかけてくる。
 内容もその異常性をコンセプトに書かれており、お約束なイベントを起こしつつ、その中で妹がお約束とは違う、暴走気味なブラコンっぷりを発揮していくというのがメインになっている。
 その、「掟破り」な展開が、この作品の魅力である。
 が、逆にそれが仇になっている。
 言ってしまえば、そのお約束な展開に対して、妹が兄への好意を隠さないでいたらどうなったか、を延々と繰り返しているだけなので、はっきり言ってやってることは同じことの繰り返し。
 しかも、その兄と妹が掛け合う場面はシチュエーションごとに切り替わっているので、このシチュならどうなのか、これならどうか、とただシーンが淡々と続いていくだけ。
 ストーリーというものは皆無に等しく、この兄妹の日常が描かれるだけ。
 そのため、早々に飽きがくる。何せ、話は進まないわ、やってることはどのページでも同じだわ、キャラクタの掘り下げは無いわで、こんなものを何の起伏も無く読み続けるのは苦痛である。
 その上、主人公である秋人少年がとても厄介。
 この秋人という主人公は、あまりにも受け身過ぎるため、妹の言動に対してほとんどアクションをしない。妹の攻勢を受け流すくらいはするが、自発的に行動は起こさない、ただの舞台装置。
 妹の他にも当然ヒロインはいるのだが、他ヒロイン達も妹同様、負けず劣らず自分の欲望と感情に素直な連中ばかりで、そのストレートな言動も本作の魅力ではあるのだが。
 彼女らの言動に対して、主人公が何も行動を起こさないので。
 結局のところ、妹含むヒロイン達が、ただ勝手に主人公に向けて言動を向けているだけ、にしかなっておらず、主人公含めた掛け合いの面白さや、ストーリーというのは全く存在しない。
 ホントにね、もう、酷い作品だった。
 無個性で舞台装置でしかない主人公に対して、各種ヒロイン達が自分勝手に行動を起こしているだけで、読み手を考えてない一方通行でくだらないコントを延々見せられてる感じだった。
 ハーレムものにしても、主人公に魅力が皆無なのも痛いわな。
 アニメ化が決定しているけれど、映像があれば少なくとも原作よりつまらなくなることはないだろう。エロ要素をもう少し増やせば、円盤も売れるだろうしね。でもエロ要素あんま無いが。
 まぁ、続刊は読まない、面白く無いし。
 面白く無いし。



 デート・ア・ライブ (1) 十香デッドエンド/橘公司

 こちらもアニメ化が決定済みの作品。
 で、珍しくアニメ化が決定しているのを知った上で読む。本来なら手を出す作品ではないのだけど、界隈でのプッシュっぷりに興味が出たので、折角だからと手にとったのだ。

 対処不可能な異形の災厄/精霊、その精霊に引き起こされた大災害により人類は多大な被害を受け、今の尚、人々はその余波である空間震に怯える日々が続いた。
 そんな中、その凶悪な精霊の姿が人間の少女と変わらぬことを知った主人公/士道は、半ば強引に、その精霊への対抗手段として拘束されてしまう。
 そしてその対抗手段とは、精霊とデートして、デレさせることだった。
 という話。
 秘密組織が大真面目にギャルゲーをしたら、というのがコンセプトらしく、話の各所でそういったギャルゲー的/お約束的な要素を逆手にとったシーンが多くある。
 で、その精霊…恐ろしい存在だが、普通の少女と変わらない娘に対して、四苦八苦しながら主人公とその他組織メンバーが涙あり笑いありでぶつかっていくのが話の本筋である。
 正直、このコンセプトはとてもいいと思う。
 神のみぞ知るセカイとか大好きな人なので、特定の存在に対して、ある特定の対抗手段をもって全力で対処するというスタイルは、もはや一つのシステムと言ってもいいだろう。
 そして、この精霊はヒロインであると同時に、世界にとっての悪でもあるので、当然主人公達とは別の方法…つまり物理的に精霊達を排除しようとする連中もいるワケで。
 そこにはSF的なガジェットを用いたアクションありーの、主人公サイドではギャグとシリアスが入り混じったラブコメありーの、で、娯楽性も十分にある。
 なるほど、これは、面白い人には面白いだろう。
 上述したように、俺もコンセプトは好きだし、内容も決して嫌いではない。
 けど、設定の細部が物凄い雑というか…コンセプトや作者のやりたいことは面白いんだが、それを支えるための設定やハッタリの薄さが、この面白さを帳消しにしてしまっている。
 特に、ヒロインでもある精霊の少女。
 彼女のおかげで、人類は数億人規模で死亡し、地球も地形が変わるほどの大打撃を被っているのだけども、「好きでやったワケじゃない」のでほぼ無罪放免とか気が狂ってる。
 そもそも精霊がよく分からん、異世界の存在で、だけど人語を理解して、人類には到底及ばない力を所有して、その上で姿形は人間と瓜二つで、自分の存在理由を知覚できない。
 そしてデレさせるといったように、人類と同じようなベクトルの感情も持つ。
 …いや何というか、このヒロインは「ちょっと変わった女の子」じゃ駄目だったんだろうか。正直、精霊の設定の意味が理解出来ないんだよね、あまりにも人間的過ぎてつまらん。
 他にも色々とあるんだけど、つまり、コンセプトに対して設定が上手く絡み合ってないというか、設定がコンセプトに振り回されてる感じ。
 派手さを狙ったんだろうけど、正直精霊とかSF的な部分は蛇足としか思えないんだよね。
 でも、その部分を取り除くとそれこそ神のみでいいじゃない、になる。
 なので、設定とか知ったこっちゃねぇ、美少女が派手にドンパチやりながら主人公とイチャラブしてればそれだけで良い。そんな人にはかなり合うんじゃないだろうか。
 ちなみに、別に悪意はない。
 だって、俺もただひたすらドンパチやってる脳筋アクション映画とか大好きだもの。問題は受け取り側の嗜好に合うかどうかの差でしか無い、俺にはこのラノベは合わない、だけ。
 ただ、読んでてあー、これはウケるだろうなー、とは思った。
 続刊を読むことはないだろうけど、とりあえずアニメ版は見てみようかな。



 はたらく魔王さま! (1)/和ヶ崎聡司

 ここ数年、ラノベ界では魔王モノが流行っているそうですね。
 なのでタイトルに魔王とついているものを何冊か読む、本作はそれなりに巻数も出ており、コミカライズもされているくらいには人気があるようである。

 異世界エンテ・エスラ、魔王サタン軍と勇者エミリアの戦いも終わりを告げようとしていた。
 しかし、最後の局面…異世界への扉であるゲートを開き、魔王は異世界へ逃亡、勇者もサタンを追い異世界へ。そしてその異世界とは…現代の、地球、日本だった。
 魔力を失い人間の姿となった魔王サタンは、真奥貞夫としてアルバイトに励み、安アパートに暮らし世界征服とエンテ・エスラへの帰還を画策するのであった。
 という話。
 異世界召喚モノ、ではなく、異世界から召喚モノ、である。
 設定とタイトルから、何となくわたしの勇者さま、を思い出す。おっさんですまん。
 本作は、異世界では驚異的な力と威厳を誇った魔王が、日本ではボロい安アパートでアルバイトの極貧暮らしをしつつ、現代日本とのズレを描いたコメディである。
 それに加えて、異世界から魔王を追ってやってきた勇者エミリアとの関係やらが、ほのぼのとしたタッチで綴られる。その上で、シリアスな部分はちゃんと締める手堅い構成。
 現代日本のボロアパートに、異世界の魔王が!
 …うーん、古い!発想が古い、だが、それがたまらなく心地いい。
 正直なトコロ今風ではないし、あまり異世界ファンタジーな要素は最近の若い子には受けないのも分かっている。なので、この適度な古臭さはまさに、「あの頃のラノベ」なノリだ。
 お約束なギャグや、妙に人間臭い魔王とその配下、現代社会において魔王に対して非情になりきれない勇者、異世界からの刺客など、設定を上手く活かした流れが大変読みやすい。
 特に斬新さはないのだけど、安定した設定を特に捻ることなく、ストレートに描いているのが良い。何だか、とても懐かしいラノベだ。
 以前読んだ「竜と勇者と可愛げのない私」も古臭さが良かったんだけど、こちらは現代を舞台にしているので、その分ポップな感じが出てて、受けの幅は広いかも。
 個人的には、ほのぼのとした雰囲気も良いんだけど、どうせならもっとギャグに特化してくれた方が良いかな、と思う。魔王が現代世界に順応し過ぎるのがネックなんだろう。
 でも、全体的にはかなり気に入りました。面白い。
 読むラノベ読むラノベほとんどつまらない、合わないと言っているので、ラノベ好きの友人から「一体どんなのが面白いんだよ」と怒られる始末ですが。
 こんな風に、数冊に何本かは気に入る作品があるので、ラノベは止められない。
 これは、落ち着いたら続刊も読もうと思う。



 魔王学校に俺だけ勇者!? (1)/夏緑

 これも魔王モノ、そこそこ巻数も出てるみたいだし丁度いい。
 というか、本棚や新刊陳列を見て思うけど、ホント魔王モノ多いな!

 主人公/遊佐ヒロは勇者を先祖に持つ血統書付きの勇者候補生、しかし、彼は誤って本来入学するはずの勇者学校ではなく、魔王学校に入学してしまった。
 彼はエリート魔王候補生達に揉まれながら、一人勇者として破天荒な生活に耐えていくのだった。ヒロの受難は続く!
 という話。
 魔王を育成する学校に、一人勇者の適正を持つ主人公が入学してしまい、様々な受難に遭いながらも逞しく生活していくコメディ、というのが本作の本筋である。
 …うん、何というか、それだけ。本当に、それだけの作品。
 勇者として魔王学校で生活するわけだけど、その魔王候補生達は何故かみんな美少女で、理由もなく主人公に好意を抱き、色々と干渉してくる。
 それを何だかんだで主人公であるヒロ少年がかわしていくのだが、それの繰り返しで、何で美少女魔王達がヒロに好意を抱いているかも分からないし、退屈な展開が続く。
 一応話の本筋として、何故彼が魔王学校に入学するハメになったのか、何故彼がこんな状況下でも挫けず魔王学校での生活を続けることが出来るのか。
 といったことも説明はされるのだが、それらはただ話の体裁を整えるだけの要素でしか無く、本作の売りは美少女魔王達とヒロ少年との掛け合いに集約される。
 …面白い要素がひとつもない。
 これで、美少女魔王達が魔王たる所以である所業を見せた上で、勇者である主人公の言動に対し、様々な心の葛藤や、魔王という定めと少女である心に翻弄されていく。
 そんな内容であるなら、まだ面白かったんだけど。
 そんな要素皆無、みんな魔王だけど、無条件で主人公が大好き。
 なので、読んでて面白さを覚えるところが皆無。びっくりするほどつまらない。
 わざとつまらなくしてるの?って聞きたくなるほどつまらない。
 それくらいつまらない。
 最近のラノベを読もう!と思ってから読み始めたラノベの中でも、一二を争うくらいにつまないけど、「もて?モテ!」の方が酷かったのでそれよりはまだマシな程度。
 美少女のテンプレと、舞台だけを変えただけの作品、ってのは多いよ、確かに。
 それ自体を否定するワケじゃないけど、それを差し引いても本作はつまらなかった。舞台設定さえも上手く使いこなせて無いとか、作者の意味が全く無いじゃない。
 それとも、作家性、個性が不必要な時代なのかなぁ。
 そんなことを思った。
 つまらん。



 魔王なあの娘と村人A -幼なじみは勇者です- (1)/ゆうきりん

 これも魔王モノ、というか魔王多すぎだろ!
 そんなに流行ってるのかなぁ、魔王とか勇者とか、そういう設定の。というより、無条件で強大な力を持った存在が美少女、ってギャップが流行ってるんだろうな、界隈見てると。
 はぁ…頭が痛い。

 [テイル・ユニバース]と呼ばれる複合物語世界、その世界において、特定の役割を果たすために生まれた、特殊な存在のことを個性者と呼んだ。
 彼らは生まれた時からその役割を与えられたが…主人公/佐東二郎には、そんな個性はなく、何もないただの一般人…そう、村人Aとも言えるただの凡人だった。
 そんな彼の平凡な学園生活だが、勇者である幼馴染みと、魔王である学級委員に挟まれて、波乱の一途を辿っていくのであった。
 という話。
 登場人物達には予め役割が決められていて、それに対して苦悩したり、成長したりする作品は一昔のSFとかではよくある話の一つで。
 本作は、それをちょっとマイルドに、最初から人生のレールを引かれていた学生の、思春期特有の悩みや葛藤を織り交ぜつつ描いた、青春絵巻である。
 なるほど、発想は悪くない。
 自分がどうあがいても才能の無い凡人であることを痛感した少年、才能はあっても自分には選択肢が他に存在しない苦悩を持つ少女、二人はお互いを意識し始める。
 互いに自分の持っていない可能性、を内包する二人は、自分を傷つけながらも、その可能性にすがり、羨望し、それがやがて特別な想いに発展していく…
 という内容、なら面白かったかもしれないが。
 そんなのじゃないです。
 どちらかというと全編ギャク寄りで、勇者特有の、魔王特有の針が振りきれたような言動に対して、一般的な感性を持つ主人公が被害を被るといったコメディ。
 彼は、驚異的な[個性]を持つ勇者や魔王の女の子に振り回されながら、凡人であるが故の個性、をさりげなく個性者に伝えていき、それが徐々に人を変えていく。
 そんな感じで、内容はそれほど重苦しくもなく、軽い感じで読みやすい。
 …とまぁ、設定のワリには読みやすいんですが、逆に軽すぎて拍子抜けというか。悪く言えば薄っぺらいんですよ、もうちょっと突っ込むところがあるだろう!というか。
 折角、いずれ誰もが痛いほど感じる自分の限界、それと才能をもつ絶対的な他者。そういう普遍的な事柄を題材にしているのに、ギャグで誤魔化されている感じなんだよね。
 もっと主人公は卑屈になってもいいし、痛みを感じてもいい。
 そういう、若い子なら納得しきれない、人間的な感情を無視して、特別な魔王や勇者の変わった言動のギャグ、を重視しているから設定が台無しになってる気がする。
 いや、台無し、ではないな、勿体無い、と言うべきか。
 しかも困ったことに、この個性者の行き過ぎた言動によるギャグ、が全くもってギャグとして機能していない。つまり、作者としては狙っていただろう、笑いどころすら面白くない。
 これじゃ、シリアスもギャグも半端な作品になってしまう。
 ということで、読んでいてどっちつかずな内容に、始終うーんうーんと頭を抱えることになった。何というか、この作品の売りどころ、セールスポントが全く分からない。
 発想は良いと思うんだけどなぁ…
 作者はかなりのベテランなので、確かにラノベ的な読みやすさは技術的に感嘆する。描写自体は薄いのに、ちゃんと情景が伝わるのは流石だとは思う。
 なので、かるーく読む分には良い作品なのだが…読み終わっても、それこそ読んでいる途中でも、頭の中に全く印象が残らないというのはちょっと問題だ。
 正直、つまらなくはない、けど、面白くもない作品。
 そんな感じである。



 アクセル・ワールド (2)~(12)/川原礫

 読んだ、最新刊まで全部。
 アニメ版が放映する前に一巻を読み、かなり気に入ったのでそのまま続刊を購入。
 これは、最近読んだラノベの中でも面白いと思う。

 この作品に限らず、ラノベや少年漫画として重要なことの一つに、「この世界でなら自分はこういうことをしたい」と思わせるだけの設定と魅力のある描写である。
 例えば、能力バトルものなら、読者に「自分ならこういう能力を持ちたい!」と空想させるに足りるだけの設定が欲しいワケだ。最近のラノベだと、禁書とかがそうかな。
 で、とにかくこのAWにはそれだけの土台があるのが良い。
 自分のココロの傷によって特性が変わる能力、様々な意志と目的を持ったレギオン、リアルではない仮想世界で繋がれた絆、読者が憧れるには十分な世界設定を持っていると思う。
 正直、これは15年くらい前に出会いたかった。
 年甲斐もなく、少年少女達の「もう一つの世界」で繰り広げられる物語にキャッキャしてしまった。やはりラノベはいい、読んでいる間だけ、若返る気がする。
 アニメ版もラストに向けて加速しているが、こちらも中々出来がよくて満足。
 是非とも、アニメは二期やって欲しいなぁ。
 正直、女性キャラよりも男性キャラの方が魅力的/性的な作品なので、動いているアイアンパウンドとか見てみたい。もう格好良いよね、たまらないわ。
 続刊が楽しみな数少ない作品、13巻はよ。



 僕の魔剣が、うるさい件について (3)/宮澤伊織

 僕魔剣も三巻出てすぐに購入、即読破していた。
 何だかんだで凄く楽しみにしているシリーズでもある、とにかく、この作品を読んだことで最近のラノベに復帰したということで、俺の中では特別な作品の一つなのだ。
 三巻では物語的には大きな起伏は無かったのだけど、ようやくヒロイン?の一人でもある加奈子がヒロインっぽくなってきたのが特徴。
 この作品の良い所は、確かに最近のラノベよろしく女の子が沢山登場するのだけど、基本的に主人公にデレなければ、可愛らしさなんて二の次という徹底した描写にある。
 加奈子にしても、一巻で主人公であるリクに襲いかかるが、並みのラノベならその一巻の間で主人公にデレてしまうだろう。しかし、本作はそんなの無視、無視です。
 戦うことでしか自分に価値を見いだせなかった少女が、任務として行なってきた学園生活にて、ようやく初めて普通の女の子らしい感情と生活を認識し始める。
 それだけの内容に、三巻も使う。
 コレが良いんですよ、何か凄い丁寧なんだよね、色々と。
 内容自体は地味だし、露骨なキャラ萌えもエロも無いんだけど、そこそこ評価はされているのか、作者は新人なのに角川スニーカーの扱いも割と良い本作。
 ネットでは描きおろし短編なども読めるので、興味があるなら是非。
 個人的にイチオシな作品。
 早く四巻も出て欲しい、出来るならコミカライズも。

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波多緒理樹

Author:波多緒理樹
アニメ見たりゲームやったり
同人描いたり酒飲んだりする
どこにでもいるような人間

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