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ストライクウィッチーズ劇場版

 ストライクウィッチーズ 劇場版
 監督/高村和宏

 見てきた。
 その名の通り、TVシリーズで好評を得たストライクウィッチーズの劇場版である。
 スト魔女好きなの?と聞かれれば、別に嫌いではない、と答える程度。
 自分はそれぐらいのスタンスなのだが、折角なので。
 スト魔女は、こう、あの中途半端感さえ無ければいいんだけどな。

 魔力を失い、医者になるべく実家にて勉学に勤しむ芳佳の元に、扶桑皇国のウィッチ/服部静夏が訪れる。彼女は、芳佳に欧州への医療留学の辞令と、自らの護衛の任を告げる。
 最先端の医学に触れる機会に留学を決意する芳佳は、静夏と共に欧州へ向かう。
 だが、その頃新型のネウロイも姿を見せ始めていた。

 という内容。
 本編二期終了後、から地続きな話になっている。
 多少本編の知識が必要なところがあるが、思っていた以上に単一作品として完結していたので、初見の人でもついていけるだろう。そんな人は少ないだろうが。

 個人的には結構面白かった、想像してたよりもずっと。
 話としては特筆するようなところはないのだが、地に足の付いた王道的な展開を見せる脚本にしろ、キャラクタの掛け合いにしろ、ファンサービスにしろ上手くまとまっていたと思う。
 この劇場版は、二つの話が絡み合いながら最終的に一つになる構成になっているのだが。
 その流れがとても良い。
 まずは、劇場版での新キャラクタである静夏と芳佳の話。
 規律と重んじ、芳佳を憧れのウィッチとして認識している静夏と芳佳の欧州への道中は、静夏を通して芳佳というキャラクタ、ひいては初見の人に分かりやすく芳佳を説明するものになっていて。
 TV版を見ていない人のため、ハードルを低くするような工夫が設けられている。
 その上、考え方の違う二人が衝突し、お互いの人となりを知っていくというような普遍性のある物語を用意し、そこにTV版キャラクタを配置することで、すんなりと世界に入り込むことが出来る。
 初見の人は、静夏を通してスト魔女の世界を知り。
 元からのファンは、静夏を通して世界を再認識する。
 という風になっている。

 もう一つは、新型のネウロイに対する他ウィッチ達の動向を描いた話。
 分散した501部隊の現状や、この事態に対して彼女らが徐々に集結していく様は、王道にして分かりやすい「燃える展開」の一つでもある。
 劇場版パト2や劇場版ナデシコとか、かつてのメンバーが揃う様は大変よろしい。
 他、映像化されていないメディアで登場しているウィッチのゲスト出演や、掛け合いなどファンサービスも十分で、劇場版らしい大盤振る舞いも好感が持てる。
 こちらは完全に既存ファン向けである上、キャラクタが阿呆なほど登場するので。
 少々初見の人には厳しいが、元々ファン向けの映画なのでそこは無問題。

 と、二つの流れが所々噛み合いながら、最終的に一つにまとまっていくのだが。
 この構成がとても良く、純粋に楽しむことが出来た。
 難点といえば、芳佳と静夏の関係をもーちょっと深く描いて欲しかったというところはある。お互いのことを分かり合う、信頼し合える、までには至ってなかったのは残念か。
 結局、静夏は芳佳のことを理解は出来ていなかったと思うし。
 芳佳も、静夏の言っていることを理解しようとしていなかったと思う。
 …そもそも芳佳のキャラはそういうもの、と言えばそうなのだが。
 構成は確かに上手いし、友情パワーを含めた最後までの展開は面白いのだけど、この静夏と芳佳のパートが不完全燃焼で何だかな、という納得しきれない部分が残ったのも事実である。
 ただのお膳立てで終わっちゃったというか、勿体無いというか。
 その話はそういう風に締めるべきではないだろ、って感じ。
 あくまでも静夏と芳佳含む501部隊は切り離されているというか、途中までの静夏と芳佳の関係に凄く発展性があったのに、突然静夏の存在が捨てられたというようなね。
 ここが凄くモヤモヤした。

 そんなワケで。
 個人的には結構面白かったですし、初見の方でも入り込める余地もある。
 ファンにもその後の話が見れる上、サービスにも事欠かない内容にもなっている。
 ので、単独作品の劇場版としては純粋に出来がいいのではないだろうか。
 興味があれば、見ても損はない感じ。
 とは言え。
 年端もいかぬ少女達が、パンツ丸出しで空を飛びながら重火器をぶっ放して、怪物達を駆逐していくという作品であるため、根本的に合う合わないがハッキリしているので。
 その辺は好き好きだろうか。
 個人的にも、パンツもそうなのだが、ネウロイの扱いなど気に入らない設定も多い作品。
 別にパンツだろうがズボンだろうが、それが一般服として認知されている世界、でもいいと思う。でも、だったら男性も軍服にふんどし一丁なビジュアルじゃないと筋が通らないのよね。
 少女達がパンツで空を飛ぶ異常性と、骨肉の男性軍人が真面目な顔しのまま、ふんどし一丁で指示を出す異常性は同じベクトルな上、説得力も付加出来るというのに。
 そういう、ハッタリの半端さが嫌い。
 あと、ネウロイがただの舞台装置にしかなっていないところも嫌い。
 意味が無さすぎる。
 しかし、そもそもスト魔女という作品は「そういうのを楽しむ作品」ではないので。
 元から俺には向いていない作品でもある、別に総合して作品として嫌いなわけではないのだが。

 どうでもいいが、プリキュアオールスターズと同じ日に一緒に見たので。
 一日中福圓祭だった、あと小清水祭も。
 俺によし。

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波多緒理樹

Author:波多緒理樹
アニメ見たりゲームやったり
同人描いたり酒飲んだりする
どこにでもいるような人間

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